健康とは、日々の変化に対して
上手に適応できる状態のこと。
体調を崩しても
体調が下降気味になっても
時間の経過とともに自力で
持ち直せる状態のこと。
健康とは?というお話で上記の
健康の定義について以前触れました。
次に考えてみたいのは、
”自分にとって”の健康な状態についてです。
これは言葉伝えるのが難しいのですが
言うまでもなく”自分にとって”
というのがポイントです。
と言うのも人間の身体は十人十色
みんながみんな違います。
年齢や性別、骨格、筋肉の量、遺伝子等々。
全部バラバラ、誰一人として
同じ身体の人はいません。
ですから、私の身体にとっての正解は
あなたのそれとは違います。
あなたの身体にとっての正解は
あなたにしか分かりません。
大切なのは
”あなたがそれを感覚できるか”です。
自分に何が合っているか
いつも意識していますか?
ベストな体重、運動方法、
食事の内容や量、タイミング
寝る時間、寝る時の姿勢などなど。
私達の身体には自分に合うか合わないかを
感覚する能力が本来は備わっています。
ところが、現代においてはこの感覚を
あまり意識していないか、または
鈍っている人が多いように見受けられます。
それは自分の感覚を大切にしない、
または出来ないライフスタイルに
起因するのかもしれません。
例えば、朝型の生活の方が
自分には合っているのに
夜間就業の仕事に就いたせいで
身体のリズムがおかしくなったりとか
人工甘味料などの食品添加物のせいで
味覚や消化の働きなどに
微妙な狂いが生じて自分の身体に合う
食べ物がわからなくなるとか…。
また、それとは別の理由として
C1(第一頚椎)がズレたせいで
そもそも神経系のパフォーマンスが
落ちていることに起因する場合もあります。
どのような理由にしても
この感覚を蔑ろにした生活をしていると
体調を崩した時に困ったことになります。
本当は自分には合わないのに
どこかで聞きかじった食事法や
運動法などの沼にはまってしまい、
やればやるほど体調を崩す
なんてことになりかねません。
感覚が鈍っているだけなら
意識して生活すればいいのですが、
C1のズレが原因なら、
まずはC1を整えて神経系の
パフォーマンスを本来の状態に
戻す必要があります。
その上で自分に合うライフスタイルを
意識して生活することで
感覚が研ぎ澄まされ、
あなたにとっての正解(=健康)に
近づくことができると考えています。
まずは正しく感覚できないと
自分に合うかどうか判断できないので
神経系のパフォーマンスをチェックしましょう。
他人の正解が自分にとっての正解ではないので
自分にとっての正解を感覚できる状態が
本当の健康に近づく大切な条件の一つです。
